サラリーマンが不動産投資をした方が良い理由

サラリーマンが不動産投資などの行動を起こさなければならない理由

不動産投資をするべきか悩んでいる人

 現状普通に暮らしていけてるのに、なぜ休みの時間を使って勉強し、さらにはリスクを取ってまでサラリーマンが不動産投資をした方が良いのでしょうか。みんな不動産投資なんてしてないし、みんなと同じようにしているのがいいんじゃないのと思ってる方も多いと思います。

 

 現状に満足していたり、特に問題がないのに敢えてリスクを取りに行くということは人間中々できないと思います。つまり、現状で特に不満はないのに、もっともっと上に行きたいからリスクを取ってでも行動する人というのは人間の性向として少数派なんですね。ただ、現状に不満があったり、このままじゃまずいと思っている人は行動を起こす確率が非常に高くなります。もちろん、生まれながらにしてリスクを取りに行くことが大好きで、勝負に勝つことに無常の喜びを覚える人もいますよ。でも、そういう人って少数派です。

 

 そうなると今普通にサラリーマンとして暮らせていけてるのになぜ空いている時間を使って勉強などの努力した上に不動産投資なんていうリスクを取らないといけないのかという冒頭の話に戻ります。きちんと勉強したうえで行う賃貸収入目的の不動産投資は、かなりリスクが低いとは言え、リスクというものは常に存在するものだからです。

 


 

 しかし、サラリーマンとして生活できている今の段階で行動を起こすということはとても重要なことなんですね。今行動を起こさないということは将来かなりの確率で訪れるリスクを避けることができなくなるのです。

 

 私の言う行動とは、不動産投資に限りません。本業以外にアルバイトをして副収入を得るのも将来に対する備えを増やす一つの行動でしょうし、有望と思える会社の株を買うのだって行動です。ただ、私は他の投資等と比べて一番安定していて成功の可能性が高いと思えるものが不動産投資だと思っています。

 

 他のページでも説明していますが、今は勤めている会社が潰れないという保証はありません。また、リストラの危険もあります。さらに、大病を患って1年も2年も仕事を休まなければならなくなった時に、大きな会社に勤めていれば辞めなくても済むかも知れませんが、普通の会社では辞めざるを得ないでしょう。給料も右肩上がりで上がっていくことはもはや保証されていません。逆に少なくなるパターンのが最近は多いです。退職金もどんどん少なくなってきており、すでに退職金という制度自体もないという会社もたくさん存在します。

 20年前の日本とは全く違った実情があるのです。

 


 

 もし、仮にあなたが勤めている会社がこれから先30年間存続したとしましょう(2010年における企業の平均寿命は22年)。そしてあなたはリストラもされなかったとしましょう。給料もずっと右肩上がりで上がったとしましょう。定年まで大きな病気もしなかったとしましょう。退職金もかなりの額が貰えたとしましょう。これから奇跡的に出生率が上がり子供がどんどん生まれ日本の労働人口が劇的に増え、年寄りが急に長生きしなくなり、昔の日本のような綺麗な人口ピラミッド(出生率が高いため若者の人口が多く、平均寿命が短いので年金受給者である高齢者がとても少ない)が描かれ、現在破綻寸前の賦課方式による年金が息を吹き返し、60歳からまた満額の年金がもらえるようになったとしましょう。

 

 これだけの状況が重なればもしかしたら悠々自適の老後が送れるかも知れません。不動産投資などしなくても、私たちの親が送ったような人生をサラリーマンを続けているだけで送れるかもしれません。

 

 でも、こんな可能性はとても低いと思いませんか。

 

 例えばあなたが今30歳だとすると、定年まで会社が存続していない確率の方が確実に高いです。

 

 年功序列で給料が右肩上がりで上がっていく会社ももう少ないですよね。公務員ですら給料が下がっていく時代ですから。

 

 リストラはもうすでに完全に日本の企業に文化として定着してますし、退職金もどんどん少なくなってきています。

 

 政府の少子化対策は全く功を奏してませんし、現行の賦課方式による年金制度はこれから破綻に向かってまっしぐらです。年金はもらえないと思って人生の計画を立てた方が良いと思います。もちろん、貰える可能性はありますが、支給対象年齢は上がるでしょうし、支給額も少なくなるでしょうから、貰えないと仮定して人生設計をした方が賢明と言えるでしょう。


 

 これらのほぼ確実に来るであろうリスクを回避するためには、サラリーマンとして生活できている今だからこそしっかりと勉強をしてリスクを取っていく、それがとても重要になるのです。

 

 実際にリストラされて、切羽詰まってから行動を起こしてもかなりのハンディキャップがあります。そして定年退職してから行動を起こしても遅すぎる可能性が高いです。

 

 不動産投資について言えば、リストラされるとローンは組めなくなりますし、定年退職後では退職金や貯蓄などを突っ込んでローンが組めたとしても、ローンが終わるまで生きていられるかも微妙なところですからね。

 

 だからきちんと収入があり、また、その収入で生きていける今、行動を起こさなければならないのです。安定した収入があるということは、投資や副業がしやすいのです。また、投資行動が全て順風満帆にいくわけではありません。しかし、うまくいかないことがあっても本業があればなんとかなることが多いでしょう。さらに、いったん安定した収入がなくなると社会的信用がなくなるだけでなく、食べるのに必死で投資や副業どころではありません。

 

 サラリーマンとして安定している間に私が不動産投資を勧める理由がここにあります。


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