リフォームは奇を衒わない
結構勘違いする方がいるのですが、賃貸の部屋というものは無難なもの方が客付けが楽です。意外でしょうか?個性がない部屋では他の物件に埋もれてしまうと考えて、青やオレンジのクロスを貼ったり、絵や写真が描かれているものや柄のクロスを使ったり、モード系の部屋にしたりする大家さんもいますが、私はそういうことは一切しません。
確かに、そういった個性的な部屋は感性が合うお客さんには物凄く受けが良いかも知れません。例えば100人に1人が凄く気に入れば、その人は相場よりも家賃が高くても入居してくれるかも知れません。でも、100人中1人ということは、100人内見に来てもらわなければ決まりません。不動産屋だって内見に50回も60回も連れてっても決まらない部屋なんかもうお客さんを連れて行かなくなりますよね。
個性的なクロスなどを使った部屋は難しい
逆に100人中99人が特に気に入るわけではなくても受け入れられるものは、家賃を間違えなければ決めるのは難しくないです。つまり、相場の家賃で、敷金・礼金0にして、複数の不動産屋に一般で募集をかけ、営業さんに謝礼を約束し、クロスや床等は新しいけど無難なものを選んでいれば、普通はすぐに決まります。
大家業は恋愛とは違うので、1人に気に入ってもらうのではなく、誰にでも受け入れてもらえる部屋作りがポイントとなります。
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